子供が将棋を始めるメリット、デメリット(親の視点)

さて、今回は子供が将棋を始めて良かったこと、良くなかったことを好き勝手に書いてみたいと思う。

将棋指導者側による将棋を始めるメリットの記事はよく目にするが、(当たり前だが)良い点しか書いていない。実際に子供が将棋を続けている親の立場から考えてみたい。

我が家の子供のデータは、将棋歴は小学1年から始めて3年強。
一般的な町道場で初〜二段、厳し目の千駄ヶ谷道場で3級。同年代の子供の棋力と比べると並か中の上というところ。

子供が本格的に将棋を始めるという親にとって、最低限これぐらいまでは続けてほしいと思うレベルではないかと思う。

 

メリット1
年齢を超えたコミュニケーション

将棋教室では年齢はほとんど関係ないので、幅広い年齢の子供と対等な友達関係になれる。息子にも小1から中学生まで幅広い友達がいる。

町道場に通うようになるとさらに年齢層が広がり、仲の良いオジさんができたり将棋じいさんたちに可愛がられたりする。

一般的な子供に比べて、考えられないような年齢層と対等な立場で交流できることはメリットの一つ。

 

メリット 2
努力が報われやすい

将棋は運の要素がないゲームなので、相手より努力した者が勝てる。

頑張った子供がちゃんと評価されるようになっている。(稀に将棋の神に愛されたような子供もいるがそれは例外)

幼い時に、他人よりも努力すれば上に行けることを体感することができるので、受験や長い人生に大いに役立つだろう。

 

メリット3
考えることが苦痛ではなくなる、集中力がつく

ある程度上達してくると、相手の手を読むようになる。

「自分がこう指したら、相手はどう指すか。相手がこう指してきたら自分はこう指す。こっちなら自分はこう指す。あれ、相手がこうしてきたらマズイな。じゃあ初手を考え直そう」とか、一局の中で膨大な量を考えるようになる。

たくさん考えた方が勝ちやすいゲームなので、普段の生活においても考えることが苦痛ではなくなるように思う。

実際、将棋をしていない兄・姉に比べて、集中力がある。

 

メリット4
勉強に応用しやすい

将棋はボードゲームだが、上達へのカリキュラムが整備されていない勉強と考えることができると思っている。よって、勉強の説明にも将棋を応用してやると子供の食いつきが良い。

例えば、算数で余計な計算式を立てると「それは手損だ」と言ったり、

地道に計算問題を解くのは詰将棋をするのと同じ。同じ局面(問題)は対局(テスト)に出なくても、たくさん解いて終盤力(計算力)をつけておかないと実戦(応用問題)は逆転される(解けない)とか。

 

デメリット 1
変な人が多い

私がこれまで接してきた一般社会での人たちに比べて、将棋にどっぷり浸かっている人には変わった人(子供含む)が多い。良い意味でも悪い意味でも。

勝ち負けのあるゲームであるので勝負事が好きな人が多いこと、一人でもとことん練習できてしまうことなどが原因だと思うが、社交性が低い人の割合が高い。

子供でも空気を読まずにひたすら独り言を言う子や、スクールカーストで言えば下位に位置すると思われる子供の割合が高い。(なお、私はスクールカースト下位=ダメなやつとは思っていない。)

将棋の神に愛されたような子供たちも、実際は三度の飯よりも将棋が好きという感じなので、世間一般の子供と比べると十分に変わった子供である。将棋の神に愛されたというよりも、取り憑かれたと言った方がいいかもしれない。天才となんとかは紙一重である。

逆に言えば、そんな変わった人でも輝けるのが将棋の魅力と言えるかもしれない。

 

デメリット2
礼儀作法は身につかない

礼に始まり礼に終わるのが将棋。対局相手への感謝の心を持つとよく言われる。

道場で多くの子供と対局した経験から感じることは、とりあえず「お願いします」「ありがとうございました」とは言っているものの、相手への敬意は払っているのではなく、そういうルールだから言っているだけだと言うこと。

一部の指導者の方々が礼儀作法を厳しく指導している。
実際、息子も敬語を使った受け答えができるようになったが、それは指導者が礼儀作法を指導しているからであって、将棋を始めたから礼儀作法が身についたわけではない。

また、礼儀作法まで厳しく教えている教室はそんなに多くないと言うのが実感。

 

まとめ

改めて考えてみたが、メリットの方が多いと思うのが親父の考え。プロを目指せる人を除いて、四六時中将棋三昧というのは考えものですが、将棋をすること自体は良いことだと思います。

将棋でトップを目指すと色々辛い選択になるので、脳トレ・知育の一つとか、早めに見つけた生涯の趣味と考えるのが良いと思います。

 

The following two tabs change content below.
かつどん
製薬企業で働くアラフォーサラリーマン。東京在住 大阪出身。 息子の将棋成長記録や棋具の話を中心に更新しています。 モットー:明日できることは明日やる
かつどん

最新記事 by かつどん (全て見る)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です