新たな戦法

新しい戦法を始めてもらおうかと思っている。

 

息子は先手後手ともに中飛車一本槍。中飛車専門になってから1年ぐらいになる。

それ以前は中飛車に加えて石田流や居飛車定跡も教室の先生に教わっていたが、当時の彼の理解力ではあれもこれもと使いこなすのは難しく、結局自分で指すのは中飛車だけだった。それで中飛車に絞ったと記憶している。

その後は初段になるまでは中飛車一本という考えと、定跡を丁寧に教えてくれる先生に師事しなくなったこともあり、そのまま現在に至っている。

そして一年ほど経ち、中飛車一本でやっている弊害が目につくようになってきた。

 

弊害だと思う一番の原因は、中飛車の5筋攻めが強力すぎること。

5筋を無理にでも攻めて一気に勝つのが息子の勝ちパターン。勝ちパターンというより、それしか知らないと言ったほうが近い。

級位者レベルでは無理攻めであっても5筋の攻めを凌ぐのはなかなか難しいようで、ワンパターンの攻めなのに結構勝ててしまう。

半ば勝てているだけに、無理攻めで駒損しても龍を作れば勝ちだと思っている節がある。彼の中の優先度では「駒の働き>>>>駒の損得」となっているようで、結構駒損していても自分が優勢と思っている。結果、正確な形勢判断というのがなかなか身につかない。

 

基本的に無理攻めなので、自分より上位の相手にはそうそう勝たせてもらえない。

上位には通用しないからと言って、他の筋に飛車を振り直して戦うような柔軟性や引き出しは持ち合わせていない。5筋を金銀でがっちり押さえ込まれると、成すすべなく負けているように思う。

 

そういうわけで、とりあえず後手番だけノーマル三間飛車を始めてみようと思っている。

ノーマル三間を選んだ理由としては

  1. 居飛車は現状からの変化が大きすぎるのでパス。
  2. 四間飛車でもいいのだが、息子は初心者の戦法だと思っていて好みではないのでこれもパス。
  3. ノーマル三間なら、序盤から相手の駒組みに合わせて陣形を考える必要がある。(今は☖5四銀型中飛車に組めばだいたいOKと思っていて、相手の駒組みへの意識は低い)
  4. さばきや三間での戦いを学べば中飛車にも好影響があるだろうという淡い期待

あとは、プロでノーマル三間が流行っているようなので、流れに乗ってみようというミーハーな理由ぐらい。

 

後手番だけ変える理由は、なるべく勉強範囲を狭くしたいから。中飛車との使い分けをできるだけ単純化にしたいというのもある。

でも一番の理由は、全部三間に変えると数ヶ月後に「もう中飛車は忘れた!」と言い出す息子の姿が目に見えることでしょう。

 

近々大会があるので、大会が終わったら取り組みたいと思います。

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かつどん
製薬企業で働くアラフォーサラリーマン。東京在住 大阪出身。 息子の将棋成長記録や棋具の話を中心に更新しています。 モットー:明日できることは明日やる

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