文部科学大臣杯 第15回小学校将棋団体戦 東京都大会

ついに文科杯 東京都大会である。

今回の参加チームは71チーム。
親父の地元 大阪府大会は18チーム参加なので、東京圏の将棋熱の高さが示されている。

東京都の東日本大会への代表枠は5。
地方の県大会では参加チームが10に満たないところもあるし、参加者の中には今夏に奨励会試験を受ける子もちらほらいるので、71チームで枠5なら決して緩い基準ではないだろう。

競技方法は71チームを5組に振り分け、各組5回戦を行い優勝チームを決める。各組の優勝チーム5つが東京都代表となる。

組み分けは事前に運営側で決められていた。意図的なのか偶然なのかわからないが、強豪君たちは上手い具合に各組にばらけていたように思う。
運営は日本将棋連盟なので、研修会や連盟スクールの情報を駆使すればある程度強豪君を判別できると思うが、たかが小学生の大会にそこまでするのかと言われると疑問でもある。

選手オーダーは、一度決めると変更できない。
息子のチームのオーダーは、強い順に大将、副将、三将となった。もちろん息子は三将である。

 

今大会での息子の戦法は、先手後手ともに中飛車。振り直しを考慮しない5筋攻めが基本。相手が居飛車でも振り飛車でも中央突破である。
その代わり、5筋攻めに絞って変化も含めてしっかり学んできたので、並みの小学生相手なら序盤で作戦負けすることはそうそうないはず。。。

厳密に言えば、特に相振り飛車では相手にしっかり指されると中飛車側が不利になる可能性が高いが、小学校3番手でそこまで正確に指せる子はいないだろうと予測。というより、正確に指せる相手ならどのみち勝ち目はないだろう。

エースか2番手を三将にしてくるチームもあるだろうが、息子のチームメイトが学校3番手に負けることは考えにくいので、それはそれで作戦勝ちだろう。
怖いのは大将を捨て駒にして、副将、三将に強豪を当ててくるパターンだが、小学生のくせに捨て駒を作るのは日本人道徳的にどうかと思うし、そのようなチームに負けるようではその程度ということだ。

まあ実際は、オーダーは子供達が決めることなので、外野の親父は黙って聞いているだけである。

 

 

初戦の相手は狛江第五小。
危なげなく全勝。3人ともあっという間の勝利だった。

 

二回戦は、対学習院小。
親の経済力は負けているので、将棋ぐらいは勝ってほしいという親の勝手な願望もお構いなく対局が始める。

戦型は相中飛車。まずい。
相中飛車は勝てる!という息子の言葉を信じて、唯一なんの対策も持たせていない戦型である。しかし、息子のこういう言葉があてになった試しは記憶にない。。

相手の角交換から速攻の無理攻め。明らかに相手が無理しているのだが、その咎め方がわからず、居玉のまま防戦一方に。
逆襲を試みるも、そのまま押し切られて敗戦。

このチームは3人ともなかなかの棋力のようで、大将、副将戦も結構長引いている!?

大丈夫か?と勝手に心配していたが、大将が涼しい顔で勝利。続いて副将も勝利して、2勝1敗。

 

三回戦は淑徳小。
またしても私立のぼんぼんチーム。絶対に負けられない戦いである(親の僻み)。

相手は後手番での超速もどきだったが、超速対策は万全に施してあるので、後手番のもどきでは相手にならない。序盤からリードして勝利。チームも全勝だった。

 

四回戦の相手は、世田谷の明正小。
ここは公立ではあるが、高級住宅街・成城にある小学校である。またもや絶対に負けられ、、(もういい)。

ここは危なげなく短時間で3人全勝。

 

ここで昼食休憩。

各チームの戦績を見ると、同じ組の中で2山に分けて対局をしていたようで、反対の山には4連勝が2チーム。そして五回戦はその一つと対戦だった。
これは5連勝しても決定戦がありそうな感じ。4連勝チーム相手に連勝が必要となりそうだ。

 

五回戦の相手は杉並松ノ木小。
ここは4チームを出している小学校。相手はAチームとあるので、その中で一番強いチームなのだろう。

相手は角道不突からの棒銀。
角道不突とは中飛車対策を持っているのか!?さすが4連勝のチーム。三将でもなかなか強そう(相手はいつも強そうに見える)。

そんなことを思っていたけど、序盤からリードを広げて落ち着いて勝利。チームも全勝。

 

もう一つの4連勝チームも勝っており、優勝決定戦となる。

決定戦の相手は下鎌田東小。
5連勝のチームなので油断できない相手だろう。

しかし、決定戦は親父が保護者の方と談笑している間にこっそり始まっていた!

そこから様子を見ると、息子はすでに勝勢な模様。

大将の対局を覗いてみると、結構攻められていてちょっとヤバいかも!?と素人目に思っていると、そこから一気に寄せて勝利。

強い。。素人とは見えている世界が違うようだ。。

 

 

そしてチームは全勝で、優勝!
見事に東京都代表になることができました。

チームとしては通算17勝1敗。
息子が二回戦で1敗しただけで、チームメイト二人は全勝であった。

結果的には、息子の戦績に関係なくチームメイト二人の力だけでも優勝だったわけだが、息子も優勝チームの一員として恥ずかしくない戦績を収めることができた。

今回は地区予選なので、相手チームの棋力はかなりばらつきがあったが、次の東日本大会はどこも強いチームが出てくるだろう。

チームメイトの棋力からここまでは想定内。東日本大会でどこまでやれるか、楽しみである。

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かつどん
製薬企業で働くアラフォーサラリーマン。東京在住 大阪出身。 息子の将棋成長記録や棋具の話を中心に更新しています。 モットー:明日できることは明日やる

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