自然な手

息子の駒落ちはまだ6枚落ちです。もう100局ぐらい指しているように思います。(多分15勝85敗ぐらい)

6枚落ちを始めた頃、学ぶべきことは「端攻め」「と金作り」「と金を相手の金銀と交換して駒得」だと思っていました。これができるようになれば6枚落ちは卒業だろうと。

その考えは間違ってはいないと思うし、それらはすでにできるようになったとも思うが、まだ次には進めていません。対局を見ていて思うことは「自然な手」を続けるということを学んでいるんだろうということ。

 

平手ではゴキゲン中飛車しか使えず、急戦調で攻めて行くことがほとんどの息子ですが、その攻めは「さばき」というよりは「無理攻め」。駒損なんて気にせずに敵玉まで一直線の攻め。攻めきれなければ反撃を喰らって負け、という将棋が多いようです。

それでも級位者レベルだとそこそこ勝ててしまう。そのせいで、駒損を気にしなくなったり、形勢判断が自分に極端に甘かったりして、結果的に大局観が悪くなっていたんだと思います。

 

指導対局ではまだ読みを忘れることも多いです。しかし駒損するとそこから激しく咎められることをイヤというほど経験したので、駒損しない、前の手の意味を続けるなど「自然な手」を指し続けることが徐々にできるようになってきました。

平手で使える攻め筋などを勉強した方がすぐに効果が出ると思いますが、級位者大会で良い成績を出してもさほどの意味はないと思っています。それよりも基礎をしっかりさせることの方が長い目で見れば必ずプラスに働くだろうと。

おそらく駒落ちをしなければ、ずーっと雑で伸び代の少ない将棋を指し続けていたと思います。駒落ちはついてしまった変な癖を治すリハビリのような効果もあるのかもしれません。

 

以前、羽生先生の「上達するヒント」を一緒に勉強した時、「そんなの当たり前じゃん」ぐらいであまり響くものがなかったのですが、再読してみるといろいろと意味を履き違えていたことに気付かされます。今なら息子にも響くものがあるはず。

いやー将棋って本当に難しいですね。

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かつどん
製薬企業で働くアラフォーサラリーマン。東京在住 大阪出身。 息子の将棋成長記録や棋具の話を中心に更新しています。 モットー:明日できることは明日やる
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