初代竹風作 清安書 盛上駒

少し前になりますが、とある碁盤店さんで初代竹風作の盛上駒を見せていただきました。
昭和40年代に製作された駒だそうで、古い駒らしく小振りですが、味のある良い駒でした。
ちょっと高くて買えませんでしたけど。

初代竹風(本名・大竹治五郎さん)は、新潟で駒作りをされていた将棋駒業界の超有名人
もともとは名工・奥野一香の工房の職人さんの所に駒木地を届けていて、そこで見よう見まねで駒作りを始めたのだとか。その流れで最後の東京駒職人とも言われているそうです。
すでにお亡くなりになられていて、現在は息子さんが二代目竹風として活躍されています。

 

しばらくして、そんなことも忘れかけた頃、某オークションサイトでこの駒を見つけたのです。
先日の駒と同じ初代竹風作の清安書 盛上駒
碁盤店でみたものは虎斑でこちらは柾目、木地はちょっと見劣るけど実用性を考えれば柾目の方が良いとも言える。
店頭で買うことと比べて、オークション特有のリスクはあるものの、かなりお買い得なお値段。
もう買うっきゃない!ってことでポチりとしてしまいました。

で、届いたのがこちらの駒。想像通りの味のある小振りの駒。
書体は「清安」とされているけど、実際は「安清」と思われる書体。
安清や宗歩好のようなボテッとした書体が親父の好みなのです。
よーーーっく見れば気になるところもありますが、
かつての巨匠が作った駒、これも味として楽しむべきところでしょう。

さあ、あとは駒に見合うだけの棋力を磨くだけです笑

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かつどん
製薬企業で働くアラフォーサラリーマン。東京在住。 息子の将棋成長記録や棋具の話を中心に更新しています。 出身地:大阪府貝塚市。 モットー:明日できることは明日やる
かつどん

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2 件のコメント

  • 初代竹風さんの駒って小振りなのですね。
    知りませんでした。
    シビアな目でみたら気になる箇所があるとの
    ことですが、それが何か気になりますねー。
    カート・ヴォネガットさんの本に書いてあった
    この話が私は好きです。
    【画家のシド・ソロモンに良い絵と悪い絵の
    見分け方を尋ねたことがある。
    今まで聞いた中で一番満足できる回答が返ってきた。
    「100万枚の絵を見るんだ。
    そうすれば君は決してミステイクしなくなる」と。
    同じくプロの絵描きの娘、エディスに
    この話をすると『同歩』だったようで、
    「ローラースケートでルーブル美術館を
    すり抜けて『Yes, no, no, yes, no, yes』と
    作品に駄目出しして回りたいと言っていた。】
    お次は、駒台と駒袋と駒箱を拝見したいです。
    他人様の棋具のあるお部屋を拝見させていただくのは
    楽しいなー♪(`・ω・´)♪

  • びりたんさん、コメントありがとうございます。
    びりたんさんのブログもよく拝見しています。駒作りの方へのインタビューは非常に詳しくて参考になりました。
    たくさんの駒を見るっていうのは正しいと思いますね。
    私には作品の良し悪しはよくわかりませんが、この駒は好き、これは好みじゃないくらいならすぐにわかるようになりました。
    今は駒箱が欲しいですね、大橋利一作にシビれています。お値段にもシビれていますが。

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